最近少しずつ涼しくなってきた。
最寄り駅まで続く青々としげる街路樹はもうすぐ真っ黄色に変わり、茶色に変わり、また青々になる。
私はこの駅前のような何でもない日常の風景を描くことが多い。
色は実際の色に囚われないようにしたいと思っているが、
描く時期(季節)によって使う色が偏る。
以外と単純で夏は青と緑を使いがちで
季節感丸出しだ。
三原色のRGB(赤緑青)
鬼で言うなら(赤鬼、緑鬼、青鬼)
鬼で言うとややこしいので色で言う。
赤色は一般的に血や火の色をイメージしやすい。
日常の風景に黒と赤の分量が多いと異様な空気が流れる。
日常とのコントラストが物語を作り、
更に空が真っ白に抜けていると
時間軸が二重螺旋のように感じる。
今が永遠で、永遠が今であるかのように。
駅前っていいよね。